アルミが使われているパーツはどこ？

軽量で頑丈なアルミはバイクのパーツとしても重宝されており、さまざまな場所で使用されています。
その代表格がエンジンで、シリンダーブロック、シリンダーヘッドなどいろいろな部分でアルミが使用されています。
軽量・頑丈なだけでなく、熱を伝えやすいアルミならではのメリットも理由して挙げられるでしょう。

バイクのアルミ製パーツといえば、まずフレームを連想する方も多いのではないでしょうか。
ほかにもキャストホイールのホイール、スイングアームなどもアルミが使われているパーツとして挙げられます。
こうしてみても、アルミ部分をしっかりメンテナンスすることがバイクを良い状態に保つ上でいかに重要かがうかがえます。

アルミパーツをメンテする際に必要な道具？

アルミは、メンテナンスが簡単な点も特徴・メリットとして挙げられます。
とくに専門的な知識・スキルがなくても十分にメンテが可能なので、まずは必要な道具を揃えておきましょう。

アルミ磨き専用のケミカル剤を使えばきれいに磨くことが可能ですから、まずこれを揃えておきましょう。
さらに表面を磨くための紙やすりや不織布の研磨剤、ペーパータオル、さらに塗装剥離剤、最後の仕上げのためのコーティング剤も用意しておけば万全です。
そして最後に、アルミを磨いている作業中に粉塵を吸い込まないようマスクも用意しておきましょう。

アルミパーツの磨き方

磨く際には、まず表面の汚れを落としておきます。
ひと通り汚れをチェックして、表面をきれいにしておきましょう。
また、手が届かずに磨きにくい部分は、あらかじめ周辺のパーツを取り除いておくときれいに磨くことができます。
はじめて磨く場合には、パーツをしっかり元の状態に戻せるよう確認しておくのも忘れないようにしましょう。

そのうえで、塗装剥離剤を使用して表面の被膜層を落としていきます。
これをやっておかないと、きれいに磨く事ができないので注意しましょう。

そしてアルミ用のケミカル剤を使用して磨いていきます。
磨きつつ、ウエス・ペーパータオルで拭き取っていく作業を繰り返します。
もし表面にサビがある場合には紙やすりで慎重に磨きながら落としていきましょう。
きれいに磨き上げたら、コーティング剤を使って表面を仕上げて完成です。

アルミ磨きの注意点

アルミパーツ磨きはそれほど難しくありませんが、表面をきれいに仕上げること、しかしあまり一生懸命磨きすぎないよう気をつけることが重要です。
磨きすぎると塗膜が破れて穴があいてしまう恐れがあります。
また、磨いた後は必ずコーティング剤で表面を保護することを忘れないようにしましょう。
これを忘れてしまうとサビが発生しやすくなるなどの問題が発生してしまうので、要注意です。