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バイク免許の種類と取り方

7つのバイクの種類から、自分に合った免許を選ぶ

バイクの免許を取得する時にはまず、自分がどういったバイクに乗りたいかということから考えてみるのがよいでしょう。

オートバイに乗るための免許制度は全部で7パターンがあり、どれを取得するかにより現在流通しているバイクから乗れる種類が限定されてきます。
まずバイク免許として区分されている7種類を以下に羅列していきます。

・原動機付自転車免許(50cc以下、16歳以上)
・普通自動二輪小型限定免許(125cc以下、16歳以上、二人乗り可)
・普通自動二輪免許(400cc以下、16歳以上、二人乗り可、高速道路可)
・大型自動二輪免許(無制限、18歳以上、二人乗り可、高速道路可)
・AT小型限定自動二輪免許(125cc以下、16歳以上、二人乗り可)
・AT限定自動二輪免許(400cc以下、16歳以上、二人乗り可、高速道路可)
・AT限定大型自動二輪免許(650cc以下、18歳以上、二人乗り可、高速道路可)

なおこれらの免許を取得するためには年齢の他に視力検査や適性検査などの本人の体質の検査も行われます。
ちなみに高速道路および二人乗りについての規制は2005年より大幅に緩和をされており、上記の免許でそれぞれ可能となっています。

ただし高速道路を走行するためには20歳以上かつ免許取得から3年以上の経験がないといけないということになっています。
首都高速ではバイク二人乗り走行は禁止されているなど部分的なルールもありますので走行前にしっかり交通法を確認しておきましょう。

短期で取るなら合宿免許、ゆっくり取るなら通学免許

免許取得をするための方法は大きく2つで、事前に自動車教習所に通う方法と、直接運転免許試験場に行って試験を受ける方法があります。

このうち直接試験を受ける方法を「ダイレクト受験」といいますが、こちら合格率が3~7%程度と非常に低い数字になっているためこれから免許をとりたい人には向いていません。

もう一つの教習所を利用する方法ですが、こちらは公安委員会から指定を受けた公認(指定)自動車学校を利用することで運転免許試験場での試験を免除してもらうことができるので大変便利です。

教習所にも通学式と合宿免許の2つがあり、取得をしたい人のスケジュールにより適した方法を選ぶことができます。
合宿免許は大学生など長期で休みが取れる人におすすめの方法で、地方の教習所の宿泊施設を利用して数週間泊まり込みをしながら集中的に教習を受けて免許取得に必要な課程をこなすことができます。

合宿免許でも通学免許でも、必要な課程を教習所で行ったら最後に卒業検定を受けます。
卒業のときには卒業証明書が発行されるので、その書類を持って住居地管轄の運転免許試験場へ行きそこで免許を発行してもらいます。