バイクに乗らなくなった理由
若い人がバイクに乗らなくなった理由はいくつか考えられます。
・雨や暑い日など乗ると快適でない
・お金がかかる
・雨や雪だと思う存分乗れない
他にも、駐車場所がない、転倒などの事故を恐れる、などありますが、大きな理由としては上記の3つでしょう。
特にお金がかかり、雨の日など乗れば濡れてしまうので、車と比べると実用性が下がります。
バイクの免許を取るにしても、原付でさえ10万円近くかかり、新車の原付を買えば15万円近く、中古車でも6万円程度はかかります。
そんな手間をかけてお金をかけてまで、乗りたいと思わないからこそ、若い人でバイクに乗る人は少なくなってきています。
さらには保険もかけないとならず、そのお金も1年や数年ごとに発生します。
またバイクを買えば車と同じようにメンテナンスが必要でありながら、車以上にメンテナンスの知識が求められます。
プラグやエアクリーナー、バッテリーが劣化すればバッテリー交換、もちろんオイル交換も必要です。
これらは自分で行なおうと思えば行えますが、知識が必要です。
また5,000kmや10,000km走れば、タイヤ交換も必要です。
バイクのイメージを変える
バイクに若者が乗りたいと思うようにするには、今のバイクのコストがかかり、お金をかけてまで乗るものでないというイメージを改善するべきです。
・バイクレース
日本では車に関してもレース自体が下火となってきており、バイクレースも盛り上げていくべきでしょう。
バイクレースは、日本でも行なわれており、MotoGPやTTなど海外の有名なレースもあります。
メディアがレースを取り上げて有名にしていけば、自然とレースへの憧れが生まれ、バイクに乗りたいという人も増えてきます。
・使いやすいバイク
最近は電動バイクも少しずつ出てきましたが、まだ浸透はしていません。
やはりバイクを乗るときのネックとなるのが天候です。
ピザ屋の配達に使うような屋根付のバイクはありますが、乗った人全体を覆うようなバイクがあっても、天候に左右されず使いやすいかもしれません。
・駐車場所
今や駅周辺であれば、民間の駐車取り締まり業者がおり、路上に5分停めただけでも取り締まられます。
しかも駅周辺であればバイク用の駐車場がなく、停める場所を探すにも苦労することもあります。
また、スーパーなどでも、あまりバイク用の駐車場はなく、空いているところを探して停めます。
バイクは生活の足となれば、使う人も増えるので、駅やお店でも、どんどん駐車場所を作るべきでしょう。
駅まで行って、そこから電車に乗るときに、気軽に駅近くにバイクを停められれば、バイクを使おうという人も増えるでしょう。
ただ都心だと、車用の駐車場確保にも苦労する駅も多いので、厳しいかもしれません。