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キムコのバイクの特徴と種類

キムコ製品の日本での販売

キムコとは、1963年に台湾の高雄市で設立されたオートバイメーカーです。
設立の翌年1964年からホンダ技研工業から技術供与を受けるようになり、小型排気量のスクーターなどを生産していました。

その後提携は解消し、現在では台湾およびヨーロッパを中心に販売を行うメーカーとなっています。

2001年より、日本の輸入商社がキムコ製のスクーターの販売を始めました。
そして2015年にキムコジャパンを設立し、キムコ直轄でのスクーターの販売が始まりました。

日本でスクーターと言えば、スズキの「アドレス」です。
スズキの「アドレス110」と「アドレス125」はツートップとして人気が高く、スクーターの仕上がりとしても信頼性が高く評価されているものです。

2015年にキムコジャパンを設立して日本での販売に力を入れており、順調にシェアを伸ばしているようです。

キムコの魅力と特徴と種類

キムコのスクーターは、ヨーロッパで受け入れられている通り、洗練されたデザインを誇っています。
そして、その洗練されたボディラインは日本でも徐々に人気が高まっています。

2019年では、キムコノスクーターは世界105の国と地域で販売されています。
特にスペイン(125cc以上スクーター)ではトップ、イタリア(50cc以上スクーター)では3位と好調です。
またATV販売では、フランスとドイツで第1位を獲得した実績が有ります。

日本販売では、価格面でも攻勢をかけています。
スズキの「アドレス110」は、税込み21万3840円で、「アドレス125」は22万1400円です。

そこにキムコは「GP125i」を税込み18万3600円で投入しているので、なかなかのインパクトです。
日本では販売網の拡大を図っている途上ですが、取扱店も増加しており今後はさらに伸びてくると考えられます。

また、キムコは日本でのサービス体制も整えています。
東京湾岸エリアにパーツセンターを作り、全国へ純正部品の発送を行っています。
車両本体は、北海道、関東、近畿の3拠点から配送しています。

キムコは、製造方法にも特徴があります。
たいていのメーカーは部品を外部に委託して生産していますが、キムコは、フレーム、エンジン、外装部品などの主なコンポーネントは自社工場で製造しています。
そのため、確実な品質が維持されるようになっています。

キムコが取り扱うバイクの種類

キムコの正規販売店は全国各地にあります。
まだすべての県に有るという状況ではありませんが、全国の大きな都市には代理店が有るようになってきました。

スクーターは550ccの大型から125ccまで、多くの種類があります。
いずれも乗ってみると、エンジンはなかなかパワフルで実用性重視の作りとなっています。

ハンドリングも軽快なので、普段使いに向いているようです。