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タイヤを交換するなら知っておきたいこと

純正タイヤのサイズや種類を確認しておく

タイヤは常に地面に接していて、走る度に摩耗するものです。
それだけに、定期的に状態をチェックして必要に応じて交換する必要があります。
また、タイヤを変えることで走り心地や走れる路面の幅が変わったりしますので、よりバイク走行を楽しむための手段として考えることもできるでしょう。

タイヤ交換の際に注意したいのは、自分のバイクに適合したものを選ぶということです。
そのためには、今履いているタイヤをチェックするのが一番早いです。
側面にタイヤについての情報が刻印されていますので、ここを見れば必要な情報はすべて得られます。

まず、メーカーと商品名、サイズを確認します。
この情報が分かれば、タイヤの使用目的や向いている路面などが分かってきます。
基本的にサイズが同じであれば異なるタイプのタイヤでも履くことができますので、サイズを合わせた上で、自分の求める方向性に合わせてタイヤメーカーや商品を選んでいくと良いでしょう。

タイヤのサイズの見方について

タイヤを選ぶ際に最も重要なサイズですが、通常「160/60 R 17 M/C (69W)」といった形で表記がなされています。
最初の3桁の数字はタイヤの太さを指してて、次の数字は扁平率です。
Rというのはラジアルタイヤという種類を意味しており、その隣の「17」というのはホイールの直径が17インチであるということを示します。
「M/C」というのはバイク用のタイヤであるという意味で、カッコの中の数字はタイヤのスペックを示し、数字が高いほどハイスピードに対応できることを意味します。

この表記のうちの扁平率については、数字が高いほど取り回しが良くなる傾向にあります。
旋回性能が高くなり、スポーティーな走りができます。
とはいえ高ければ良いという意味ではなく、扁平率が低いタイヤは安定性が高まりますので、ツーリングやのんびりと走りたい人に向いているタイヤとなります。

自分のバイテクに合ったタイヤの選び方

まず、ラジアルタイヤとバイアスタイヤの2種類から絞り込みましょう。
ラジアルは性能が高くスポーツ性が高いため、より攻めた走りをしたいというライダーに向いてます。
ただし値段も高くなるので、たまに遠出をするくらいで、後は日常使いが多いということであればバイアスの方が良いでしょう。
その上で、上記の扁平率の違いにあるように、主に乗る目的を考えて選びます。

そして、タイヤの溝のパターンや素材の違いもチェックすると良いです。
たとえば、雨などの路面が悪いところでも安全に走りやすい構造をしている商品もあります。
長距離ツーリングをしたいということであれば、雨天走行でも安心なタイヤが適しているでしょう。
一方でサーキット走行をしたいのであれば、グリップ性を重視したパターンの少ないタイヤを選ぶこともできます。