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GPXのバイクの特徴と種類

GPXの歴史

GPXとは、タイのバイクブランドです。
タイは日本ほど交通網が整備されておらず、日常の移動手段では車よりもバイクが大きな役割を果たしてきました。
バイク王国といってもよいほどバイクが日常に密接なしている国です。

そんなタイにおいて設立されたのがGPXであり、「ATVパンサー」というメーカーが2007年に設立しました。
設立当初製造していたのは四輪バギーでしたが、2009年からバイクの製造を開始し、モトクロスモデルを始め徐々にラインナップを拡大していきます。
すると、すぐに国内で人気となり、さらに販路を拡大していったのでした。

当初は販売台数が年間500台ほどの新興メーカーに過ぎませんでしたが、ほどなく販売台数が年間3万台にも達するほどの人気メーカーに成長します。
今では、タイ本国においてはホンダとヤマハに続く第3位のシェアを占めるほどです。
そんなGPXですが、2018年から日本でも販売を開始しています。

GPXのバイクの特徴

昔からアジアではバイクが盛んでしたが、以前は日本以外のアジア製のバイクといえば品質が悪く、粗悪品の代表のように思われていたこともあります。
しかし、それはもはや昔の話です。
GPXは、日本のバイクメーカー出身者が監修した工場で、品質の高いモデルを次々と製造しています。
そのため、エンジンも車体も走行性能も日本製バイクに劣らないほどの品質となっているのです。

GPXを展開するATVパンサーの社長によると、GPXは若い世代とシニア世代に向けたモデルの生産に力を入れているとのことです。
そのため同ブランドのモデルはどれもリーズナブルな価格設定で、若い人も年配の人も手が届きやすくなっています。

GPXの各モデルは日本やヨーロッパのバイクに似た雰囲気を持っていますが、単なるものまねではありません。
確かに日本人に監修を依頼し、デザイナーにイタリア人を起用するなど、日本や欧州のバイクに寄せているように見えるところもあるのは事実です。
ただ、それはユーザーのニーズを正確に反映した結果であり、多くの人が求めるバイクがこのような形であるというだけのことでしょう。

GPXを代表するバイク

GPSを代表するモデルの一つが「レジェンド150S」です。
25万円台のリーズナブルな価格で、ちょっとレトロな雰囲気を醸し出すスポーツモデルに仕上がっています。

「ジェントルマン200」もGPSを代表するモデルでしょう。
こちらはイタリア人のデザイナーが手がけたデザインで、価格はリーズナブルながら細かい部分まで丁寧に細工され、非常に高いデザイン性に仕上がっています。
装備にも妥協は見られません。

もう一つ、GPSを代表するモデルが「デーモン150GR」です。
フルカウルのスポーツモデルで、お手軽に本格的な走行が楽しめます。