ライセンスランプとは
バイクに乗る場合に、装着が義務づけられているのがライセンスランプです。
ナンバープレートを照らす役割があり、別名ナンバー灯ととも言われます。
バイクの外観に影響を与えるので、ランプをカスタマイズする人もいますが、使うランプは注意しないと、車検に通らなくなります。
市販のライセンスランプであれば、格好良く照らすランプもありますが、市販品は車検に通らない製品もあります。
市販品に交換する時は、車検を念頭に置いて製品を選びましょう。
保安基準
ライセンスランプの保安基準は、細かく決まっており、この基準に満たないと、車検は通りません。
かなりシビアな基準となっているので、全ての基準を満たすか確認しておきましょう。
・ランプの色は白色
・夜間に20メートル後方から、ナンバーの文字や数字が見えること
・明るさにムラがない
まず、ライセンスランプの色は白色でないとなりません。
青色のLEDや電球もありますが、認められているのは白色のみです。
白色以外は車検で不合格となり、自分が白と思っていても、車検員が青だと判断すると車検不合格となります。
このために、はっきりと白だとわかるランプを使いましょう。
さらに重要なのは明るさにムラがあってはいけません。
ライセンスランプは、LEDや電球を何個か使いますが、それぞれの明るさが同じでないとなりません。
一カ所だけ暗い、または明るいと車検不合格になる可能性はあります。
他にもライセンスランプは、LEDや電球を使用する時は、ランプの光がナンバープレートを照らさないとなりません。
電球であれば360度光が届くので角度を気にする必要はないですが、LEDだと前方しか照らさないので、下向きにLEDを取り付けないと、ナンバープレートが暗くなりよく見えず、車検不合格になる可能性はあります。
ただし薄い青色LED程度だと、通常の走行では取り付けても問題はないですが、やはりこれも車検では不合格となるでしょう。
ナンバープレートも大事
車検ではライセンスランプと同時に、ナンバープレートの状態も見ておきましょう。
汚れて文字や数字が見えないとなると、車検不合格の可能性はあります。
汚れていたら、軽く拭いたりして掃除しておきましょう。
また、ナンバープレートを加工することは禁止されており、数字や文字を見えにくくするために、折り曲げる、フィルムなどを貼り付けて加工するなどは、車検に以前に道路交通法違反となり、警察官に見つかると罰金を科せられて減点となります。
当然のことながら、ナンバープレートを取り外して走行する、ナンバープレートを他のバイクから取ってきて取り替えて付ける、なども違反となります。